軽〜中度の虫歯の治療

虫歯は軽度や中度の進行段階の場合には軽い治療で済む時があります。ですので、早め早 めに治療してもらって虫歯を悪化させないことが重要です。では、その場合の治療法を紹 介していきます。
まずは、プラークコントロールです。プラークというのは歯垢のことを意味しています。 ですので、プラークコントロールは歯垢をコントロールして減らしていくということなの です。使うものは小さめのヘッドの歯ブラシです。歯ブラシで落とせなかったプラークを 取り除いていきます。デンタルフロスも必要ですが、ワックスの付いているタイプと付い ていないタイプがあり、効果があるのは付いていないタイプです。歯磨きが終わったら歯 垢染色剤を使ってきれいに落とせたかを確認しましょう。その時にデンタルミラーがある と便利です。
他には、シーライトで治療する方法もあります。これは歯を削らないで治療する方法で、 歯の溝の部分の虫歯をプラスチックで埋めてしまいます。歯の表面をきれいにして、埋め るだけなので治療の時間も長く掛かりません。痛いという思いもしなくて済むので、子供 が虫歯になってしまったらこの方法が使えるうちに治療してあげましょう。しかし、シー ライトは薄いために割れてしまう場合があります。その時は、また治療しなければなりま せん。治療費は数百円で済むのでしっかりと治療しましょう。
この治療法のほかにも、詰め物やかぶせ物で治療する方法がありますが、共通していえる ことは早めに治療するということです。虫歯が進行してしまうと、治療時間も掛かります し、お金も高くなります。そのようなことにならない間にしっかりと治療しましょう。